陶器を使う前に
陶器は多孔質のため、水分があると吸収する性質があります。
特に粉引などの化粧土を掛けたものは水分を吸収しやすく、そのため、食品の水分が入り込みやすくなっています。
ご購入されましたら一度、米の研ぎ汁に浸してしばらく煮立たせますと、米ぬかが他より先に陶器の隙間に 浸透して食べ物や飲み物の色素が入りにくくなり、汚れがつきにくくなります。
また、お使いになられた後は、必ずよく乾燥させてから戸棚などにしまってください。
湿気が残っていると、カビが生えることがあります。
銀彩食器のお手入れの仕方
普段のお手入れには他の器と同じく、スポンジで軽く洗ってください。
普通の洗剤をお使いになって結構ですが、たわしは傷が付くのでお使いにならないでください。
また銀彩の器は、時間が経つにつれて黒ずんでくることがあります。
経験上、普段良く使っているとあまり黒ずんでこないようですが、
この黒ずみの原因は、空気中に微量に含まれる硫化水素や亜硫酸ガスなどの微量毒素により 銀表面に硫化膜を形成させてしまうため。
酸化膜によってできる錆ではなく、硫化によって硫化膜が形成されるのです。
いぶし銀のようになった器もとても素敵なのですが、もう一度ピカピカにしたい!という場合、
台所にある手軽な材料で簡単にお手入れできます。
銀製品ならアクセサリーでも食器でもこのお手入れ法が可能です。
ただし、アクセサリーの場合は他の装飾品が付いていたり、特殊加工などもありますのでご自分の責任でお願いいたします。(^^;)
用意するのはアルミホイル、熱湯、塩だけです。
1・お鍋に水をいれ、沸騰させる。 2・塩を入れる 3・アルミホイルをナベの形にくしゃくしゃ丸めて沈める 4・銀彩の器を入れる (水:塩=5:1の割合です。) |
見違えるようにピカピカになります!
一度お試しください。