Miyamachi Hpuse Studio
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器について 器について 陶器の扱い方や、器について

♦陶器を使う前に

陶器は多孔質のため、水分があると吸収する性質があります。
特に粉引などの化粧土を掛けたものは水分を吸収しやすく、そのため、食品の水分が入り込みやすくなっています。
ご購入されましたら一度、米の研ぎ汁に浸してしばらく煮立たせますと、米ぬかが他より先に陶器の隙間に 浸透して食べ物や飲み物の色素が入りにくくなり、汚れがつきにくくなります。

また、お使いになられた後は、必ずよく乾燥させてから戸棚などにしまってください。
湿気が残っていると、カビが生えることがあります。

♦白化粧について

mia商品でも使われている”白化粧”。

白化粧にもいろいろ種類があり、miaで使われる「粉引」「割れ化粧」や、 他にも「刷毛目」「三島手」「御本手」や「雨漏手」なんていう名前が付くこともあります。

これらは見た目の状態の名前や地方の名前、何かに見立てた名前、技法などで付けられた名前です。
ちなみに「割れ化粧」というのはこちらのオリジナルの白化粧の名前で、もちろん見た目で名づけました。(^^)

それから、miaの器にも「御本(ごほん)」がよく現れます。

「御本」というのは、粉引の器を焼成したときに表面に出てくる模様で、ほんのりとピンクがかった丸い斑点が いくつも見える現象のことです。
御本は窯の中での科学反応により出てくるものなので、意図的にはなかなか出せないものです。
だからこそ、窯から出てきた器に綺麗な御本が現れているととてもうれしくなります。

そして、「雨漏手」ですが、これは器を使い続けた果てに出来る、つまり「成熟した」器が見せる表情の1つです。
陶器というのは常に水分を吸ったり出したりしています。
呼吸をしているようなものですね。
ずっと使い続けていると、いろんな食べ物や飲み物の水分や色素が素地の中に入り込んで「染み」のように なっていくことがあります。
それをさらにずーっと使い続けていくと・・・(時には何世代にも渡って)
器の表面には雨漏りの染みのような景色ができることがあります。(必ずそうなるとは限りませんが)
この、育ちきった器が、「雨漏手」といわれるものになるんですね。
そうなると、もはやその器には素晴らしい「価値」が付きます。
 miaの器がそうなるのが夢です。(笑)

♦銀のお手入れの仕方

普段のお手入れには他の器と同じく、スポンジで軽く洗ってください。
普通の洗剤をお使いになって結構ですが、たわしは傷が付くのでお使いにならないでください。

また銀彩の器は、時間が経つにつれて黒ずんでくることがあります。

経験上、普段良く使っているとあまり黒ずんでこないようですが、
この黒ずみの原因は、空気中に微量に含まれる硫化水素や亜硫酸ガスなどの微量毒素により 銀表面に硫化膜を形成させてしまうため。

酸化膜によってできる錆ではなく、硫化によって硫化膜が形成されるのです。

いぶし銀のようになった器もとても素敵なのですが、もう一度ピカピカにしたい!という場合、
台所にある手軽な材料で簡単にお手入れできます。

銀製品ならアクセサリーでも食器でもこのお手入れ法が可能です。
ただし、アクセサリーの場合は他の装飾品が付いていたり、特殊加工などもありますのでご自分の責任でお願いいたします。(^^;)

用意するのはアルミホイル、熱湯、塩だけです。

@お鍋に水をいれ、沸騰させる。
A塩を入れる
Bアルミホイルをナベの形にくしゃくしゃ丸めて沈める
C銀彩の器を入れる
(水:塩=5:1の割合です。)

見違えるようにピカピカになります!

一度お試しください。

山田浩之のサイト